電気式タコメーターの取付けのまき
最近、タコメーターからヒュルヒュルという音が鳴り始めました。走っている最中は気にならないのですが、信号待ちになるとヒュルヒュル。ケーブルを少し触ると止まる?。。。これは、電気式に変えろというお告げなのでしょうか。ハイ!お告げに違いありません!
というわけで、安直ではありますが、電気タコを装着することとしました。ここで、方向性の確認を。電気タコといえば1100Rのものが定番ですが、高い!色が違う!出来ればFBの純正の見た目で電気!という中途半端に純正にこだわる私であります。中身を入れ替えればええやんというのは、過ちでしょうか。
とりあえず、ヤフオクにてタコメータをゲット!
これは、車種不明で出展されていましたが、ZZR400のものと思われます。
じつは、手当たり次第に電気タコを収集してしまいました。で、後から判ったことですが、マルチにはマルチのタコがいいみたいです。つまり、2スト、シングル、ツインはダメみたい。(実験はしてませんので、多分ですが)
で、収集した割には唯一生き残ったのがこれでした。
裏から見たところ。
右上にはボリュームみたいなものがあります。3つの端子には基板にイグニッション、GND、パルスと書いてあります。
なにわともあれ、動作の確認。
んが、動きません。(とほほ。。。)
イグニッションとGNDはテスターで確認するも12V出てます。ということは、パルス信号?
パルスジェネレーターから取ればよいとの情報を元に、サイドカバー内の赤色カプラ−の黄色(白マーク)から分岐したのですが。。。
この日はここまでで終了。
一晩悩みました。。。
で考えた結果、コイルに行く信号をひらうことに変更。
同じくサイドカバー内の上から2つめのカプラ−の黄色(マークなし)から分岐すると、
めでたく、動きました。
ここで、裏面のボリュームをいじって、
タコメーターの針の角度が同じになるように調整をしました。
(ちょっとずれてるのはご愛嬌ということで)
では、移植の開始です。
今までの私のカスタムのポリシーは、必ず元に戻せることだったのですが、今回は予備パーツの入手まで、手が回りませんでした。仕方なく、純正部品にメスを入れます。
メーター裏のカシメをドライバーで外してゆきます。
じつはこのタコメーターは以前にいたずらでガラスを割られてしまい、一度開腹手術を行っています。
根気良く外してゆき、開腹完了。
左が純正の機械式。
右が、移植する電気式。
入るんでしょうか???
ZZRのタコをさらに分解してゆきます。
ドライバーで針を外し、文字盤も外します。
CB−Fのも同様に分解。
(針がなかなか外れませんでした)
ここまで来ると、後戻りできません。
少し不安になってきます。
ZZRの本体をCB−Fのケースに合わせてみます。
ギリギリですか?
正しくはあちこちで干渉しています。
ランプの拡散灯?で本体がそのままでは入りません。真横に向けて何とか?
もう少しまわしてうーんどうかなあ?
干渉部分をリューターで削り、固定用のビス穴をこれもリューターで削って作ります。
固定用のビスはとりあえず1本しか場所が取れないので、仕方なく1本留めとします。
文字盤の固定ビスも、仕方なく本体を回して入れた分回った位置に新たにあけて留めることとしました。(少し不細工!!)
元の穴をふさごうかと思案しましたが、いい案浮かばす。もとのビスを裏からナット留めしようかと思いましたが、適合するナットが入手できませんで断念。。。
今度は針を固定しようとしましたが、軸の方が細くて長い。軸をMACTOOLのラジペンで切ったら刃が欠けた!!!
くそーーーーっ!
ボンドで固定しようとしましたが失敗!!
最後は細い銅線を中にかませて無理やり挿入!
ええいっこれでもかっ!!
って感じです。
裏面の図
配線を行って、
黒−イグニッション(+12V)
緑−GND(0V)
黄−パルス信号
先はこんな感じ。
メーター内で、イグニッション(黒)とGND(緑)は途中分岐します。
メーター内でカプラで繋がっている黒+茶と緑のそれぞれの線から分岐してきます。
が、またもやトラブル発生。
カプラって大きさの種類があったのですね。入りませんでした。
(とほほ。。。)
全て大きい方にあわせる。
で、なんとか組みあがって、装着。
あれ、なんかいがんでる??
(とほほ。。。)
今回は妥協の産物であります。
感想:前のタコメーターは油が抜けていたのか、すばらしい吹け上がり風の針の動きが、
なんとなく、モッチャリした感じになりました。針自体の振れはなくなりましたが機械式も味が
あったのかなあなんて思ったりもしています。